株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:福田和則)は、和歌山県紀の川市(地方自治体)、株式会社紀陽銀行、株式会社日本政策金融公庫和歌山支店(地域金融機関)と協働し、紀の川市内の空き家の利活用を推進する「事業者育成型公募 in 和歌山県紀の川市」を実施します。これは、空き家を活用して地域活性化に資する事業を立ち上げる事業者を募集・育成し、持続可能な事業をつくることで、地域住民の参加、関係人口と定住人口の増加を目指すものです。

本プログラムは、国土交通省より令和元年度、令和2年度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」、令和2年度、令和3年度、令和4年度「官民連携まちなか再生推進事業」、平成30年度、令和元年度「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」の採択を継続的に受けて実施しています。

■ プログラム概要
紀の川市内の遊休不動産を利活用する事業者を募集します。応募いただいた事業者には、事業計画をブラッシュアップする目的の一日の研修にご参加いただきます。事業者はプログラムを通して、エリアの特性を活かし、近隣住民・地域コミュニティ・地域事業者など地域に関わる人とともに事業をつくる手法を学び、2023年の開業を目指します。

募集期間
2022年9月1日(木)から10月24日(月)まで

研修プログラム実施日
2022年10月29日(土)

応募フォーム
https://ewform.enjoyworks.jp/index.php?id=867

プログラム対象者
対象物件において長期に渡る視点で事業を行いたい方
法人もしくは法人設立予定者など、すでに事業に携わっている方(紀の川市内の事業者に限らない)
地域に関わる人とともに事業をつくり、運営していくことに共感している方

■ 対象物件概要
物件①
紀の川市粉河の東町にある明治期建築の古民家で、かつては診療所兼住居として利用されていました。二階建ての母屋から平屋の離れへは、敷地内にある豪華な日本庭園を挟んで、渡り廊下でつながっており、当時の栄華が偲ばれます。また、その他にも附属建物として蔵が二棟あります。

物件②
紀の川市粉河にある二階建てのコンパクトな古民家です。本物件が所在するのは、鍛治町と呼ばれ、かつては粉河鋳物の職人が多く暮らした情緒漂うエリアです。また、建物の裏手には紀の川の支流・中津川が流れており、川沿いのロケーションが素敵な物件です。

物件③
紀の川市粉河にある和歌山県立自然公園・龍門山を望む鉄骨三階建てのビルです。雨漏りの影響で剥がれた内壁はすべて撤去されており、鉄骨がむき出し状態となっている倉庫のような物件です。(現在雨漏りはしていません。)

※ご応募いただいた方に、上記物件の写真および図面を別途お送りいたします。

■ プログラムの流れ
●STEP1 応募
本気で事業にコミットする人・組織を募集します。参画希望の事業者は、2022年10月24日(月)までに簡単な事業のアイデアを事務局に送付していただきます。事前予習として、エンジョイワークスが無償で提供する「ハロリノノート」をご利用いただくと、参加型プロジェクトの事業計画に求められる流れが理解できると思います。できるだけ、複数人で構成するチームで申し込んでください。また、物件の事前見学会を9月16日(金)、17日(土)で実施する予定です。原則応募者はいずれかの日に物件の確認をしてください。詳細は応募後にご連絡いたします。

●STEP2 研修プログラム
1日間の研修プログラムを行います。2022年10月29日(土)終日開催。応募いただいた事業者のプロジェクト案を事業計画にブラッシュアップ。検討ポイントを共有の上、コンセプト・参加型事業の組み立てのワークショップを行います。最後にプレゼンテーションを行います。

●STEP3 事業選考会
上記終了後、STEP2でブラッシュアップされた事業計画の内容を元に事業化したい方を対象とした選考会を実施します。複数の事業者に参画いただいた場合、選考会の結果を事業者にお知らせし、2022年11月初旬(予定)に、実施事業者との面談を行い、事業スケジュール等を決定します。対象物件のオーナー様との賃貸借契約についてのとりまとめ、参加型プロジェクトの運営方針の協議と資金計画等の準備を行います。
※いずれの事業計画も採用されない場合があります。

※ STEP3以降の流れについて(想定)
選ばれた参加者が実際に事業を行うことになった場合、物件の賃貸借契約を締結後、地域住民・関係人口と一緒に事業計画を進める「参加型」事業運営を、2023年1月中旬以降に行います。事業計画のブラッシュアップ、建築設計、工事内容を決定し、SNS発信、イベント、記事、出資などで参加を促していきます。事業開始は事業計画によりますが、2023年秋頃を予定。継続的な地域住民の参加や関係人口の参加を促していきます。

■運営事務局
・和歌山県紀の川市
・株式会社紀陽銀行
・株式会社日本政策金融公庫和歌山支店
・株式会社エンジョイワークス

<和歌山県紀の川市について>
紀の川市は和歌山県北部に位置し、人口約60,000人、北は大阪府、西は和歌山市に隣接し、人々が生活する上で利便性に富み、清流・紀の川がもたらす豊かな恵みと美しい自然環境、長い年月にわたって育まれてきた伝統ある歴史文化をはじめ、豊富な地域資源を有しています。 紀の川市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいた地方創生・人材育成を推進することにより、市民の希望をかなえ、誰もが活躍でき、子育てしやすく、安全・安心で暮らしやすい地域づくりを進めています。

紀の川市ホームページ
https://www.city.kinokawa.lg.jp/

<事業者育成型公募 in 和歌山県紀の川市とは>
和歌山県紀の川市にある遊休不動産を活用して、地域活性化に資する事業を立ち上げ、持続可能な事業の運営を念頭に、地域住民の参加、関係人口と定住人口の増加を目指す事業をつくるプログラムです。
本プログラムは、国土交通省・平成30年度、令和元年度「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」、令和元年度、令和2年度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」、令和2・3・4年度「官民連携まちなか再生推進事業」の採択を継続的に受けて実施しています。

空き家を再生し利活用するためには、不動産の知識だけでなく空き家の改修にかかる建築計画、資金調達、事業を存続させるための的確な事業計画、コミュニティづくり、場の運営などの幅広い知識と経験が不可欠です。それらの知識を有し包括的に空き家再生プロジェクトを担えるプロフェッショナル人材は全国的に不足しています。エンジョイワークスでは自社の空き家再生及びまちづくりの実績やノウハウを社外に共有することで、空き家再生のプロフェッショナル人材を全国に増やすべくサービスを展開しています。
https://hello-renovation.jp/producer/

<ハロリノノート>
空き家再生プロデューサー育成プログラムの中でも利用されている「ハロリノノート」は、無料公開されているオンラインサービスです。プロジェクトの進行から資金調達までを実践的に学ぶことができますのでご利用ください。
https://hello-renovation.jp/note/

<エンジョイワークスと空き家の再生・利活用>
エンジョイワークスは、不動産、建築、まちづくり、空き家再生・利活用などの取り組みを行っている企業です。「みんなで一緒にまちづくり」をテーマに住まいや場所・コミュニティに関するプロデュースを行っています。創業以来地域の様々な遊休不動産を活用したカフェ、シェアオフィス、宿泊施設等を運営する中で得た課題解決のナレッジを全国の空き家問題にも展開すべく、事業とコミュニティの価値を学び参加することができる、共感投資プラットフォーム「ハロー!RENOVATION」( https://hello-renovation.jp/ ) を運営しています。実践的な解決ができる高度専門人材を育成する「次世代まちづくりスクール」や、空き家を使ったプロジェクト進行ノウハウの習得と事業計画策定を無料で学ぶ「ハロリノノート」のサービス提供も行っています。

株式会社エンジョイワークス
商号 : 株式会社エンジョイワークス
代表者: 代表取締役 福田 和則
所在地: 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1-2F
設立 : 2007年11月
資本金: 100,000,000円
URL : https://enjoyworks.jp/
◆ 令和4年度 国土交通省PPP協定パートナー
◆ 宅地建物取引業 [神奈川県知事(3)第28062号]
◆ 一級建築士事務所 [神奈川県知事登録 第16506号]
◆ 不動産特定共同事業者 [金融庁長官・国土交通大臣 第114号](第1号、2号、3号、4号に掲げる事業を行う)
◆ 第二種金融商品取引業 [関東財務局長(金商)第3148号]
◆ 住宅宿泊管理業者 [国土交通大臣(01)第F00604号](関連会社グッドネイバーズにて取得)