こんにちは!エンジョイワークス紀の川支店の三宅です。

紀の川市粉河(こかわ)エリアの活性化プロジェクトの取り組みを始めて早いものでもう1年が経とうとしています。和歌山県で第2に商売で賑わったまち「粉河エリア」の活性化プロジェクトも大きく進捗中です。

空き家元旅館「三笠館」を2024年4月オープンに向けて、スイーツカフェ、サウナ、宿泊の複合施設にするため、絶賛リノベーション中。春オープンに向けて大詰めになっています。

 

旧旅館・三笠館の再生から始まるボトムアップのまちづくり

大正時代から約100年の歴史がある旧旅館「三笠館」。粉河エリアの活性化の軸として、まずは粉河とんまか通りの商店街に新規出店者を増やすことで地域活性化を目指します。

かつては約180店舗が軒を連ねたという商店街も今では数店舗しか営業していない状態。いきなりお店を作っても”キー”となる場所がないとなかなか難しい。とは言ってもコロナ禍前では粉河寺に約15万人の来訪者が訪れています。その方々をまずは呼び込み、商店街に流していくようなシンボルとなるキーの場所をまずはつくっています。

その上で、三笠館の事業計画の説明と事業に対する意見交換を図るため、「粉河エリアの未来を考える会」を全2回開催しました!

2/4(日) 第1回 テーマ:「三笠館の事業内容を考える」

■2/10(土) 第2回 テーマ:「とんまか通りの活性化を考える」

「粉河エリアの未来を考える会」の案内 2回開催しました!

 

2/4(日)の第1回「三笠館の事業内容を考える」では、三笠館の地元住民の方々のニーズ、三笠館の再生に投資するともらえる特典について意見を聞かせていただきました。

「モーニングより夜カフェのほうが需要があるのではないか?」「学生はファミレスのようにくつろげる場所があれば来たくなるのではないか」投資家特典のアイデアでは「粉河でだんじりを一緒に引く権利」「粉河エリアだけで使える商品券」など粉河にゆかりがあるからこその視点でアイデアを出してくださり、とても参考になりました。

参加者の方々との意見交換

 

2/10(土)の第二回「粉河とんまか通りの活性化を考える」とんまか通りの空き家を今後どう活用していくかについて考えました。

三笠館はあくまでもとんまか通りの活性化の火付け役としての位置付けのため、ここからが本題です。私たちだけで三笠館のように事業をすべて実施していくことはできないことではないため、地域の方々含め粉河のポテンシャルに気づいている方々と一緒にボトムアップで取り組んでいきます。

地域活性化起業人・永田より三笠館での取り組みを説明

 

三笠館から粉河駅までの約1キロの粉河商店街のとんまか通りは昭和40年頃までは門前町として商店が建ち並んでおり、近隣住民をはじめ近隣街の買い物エリアとなっていました。しかし、平成に入ると複合型のショッピングセンターに人の流れが変わり、後継者が外に勤めにいくようになり、後継者がおらず閉店していくようになっていきました。180ほどある店のほとんどが営業しておらず空き家になっているという問題があります。

今後まちづくりにつながる場所のアイデアとしては「総合案内所の役割をもったギャラリー」「粉河はだんじりが名物なのでだんじりを展示しておく場所」「ハシゴする場所が無いから2軒は飲み屋が欲しい」等のアイデアが出ました。

私としても飲み屋さんはあったら嬉しいなーと思っていますのでプロジェクトメンバー確定です!(笑)粉河に住んでいると歩いて飲みに行ける場所がほとんどないので、是非作りたいです!

そしてイベント後には麻雀大会が始まりました。

イベント後に急遽始まった麻雀 まちづくりには遊び心が大事ですねっ

麻雀をしている中で、バスケットピンポンが粉河の発祥だという話を伺い、そんな遊びがあったんや!と驚きです。「遊びをテーマにボードゲームができる場所を空き家を活用してつくるのも面白いかもね」とアイデアが出ました。地域活性化に繋がるアイデアには遊び心が大事かもしれませんね。

これからも地域の方々とお話ししながら粉河エリアの活性化へと繋げられるように取り組みます。三笠館のプロジェクトはエンジョイワークスが運営する「ハロー!RENOVATON」に掲載していますのでぜひご覧ください!(Webサイトはこちら

では最後の挨拶は、和歌山弁で「引き続きよろしゅうおたのもうします!」