こんにちは!エンジョイワークス紀の川支店のダイキです。

先日3月23日に電気工事ワークショップを開催し、レポート記事を発信します。

今回、強力な協力者として、電気工事関係の職業訓練校である和歌山ポリテクセンター*の方々に協力いただきました!

経緯としては、以前私が和歌山県由良町の地域課題解決型ビジネスプランコンテスト「ゆらこん」でお話をさせていただく機会があり、そこで電気工事士の資格を取ったという役場職員の中村さんという方と意気投合し話が進みました。ちょうど中村さんの知人にポリテクセンターで電気工事士として講師を勤めている方がいるとのことでワークショップの実現に至りました。

電気工事で幅が広がる空き家のリノベーション

2023年4月から空き家だった6LDKのお屋敷を予算100万円でシェアハウスにリノベーションするプロジェクトを進めています。内装についてはある程度できるものですが、コンセントやスイッチの入替や直付の照明器具などは電気工事士の資格がないとできません。

一般的には電気配線は室内用の場合20〜30年が耐用年数と言われており、30年を超えると取り替える方が良いとされています。

ブレーカーは、部屋ごとに回路を分け、負荷の重いエアコンやキッチン、洗濯機、キッチン周りなどもそれぞれ回路を分けるのですが、昔の建物の場合、電気配線を乱雑に分岐させていて、配線経路が複雑になってしまっていることが多々あります。そのため、電気配線が老朽化することで発火し火事に至ることもあります。

建物が古く複雑になったブレーカー周りの配線

空き家を活用する際に見えないインフラ面も更新をするのがベターです。また、コンセントやスイッチ、照明器具などを付け替えることでリノベーションのデザインの幅が広がります。

 

素人でも楽しい!電気工事のイロハを伝授

ポリテクセンターの講師・森本さんより電気配線やコンセントの構造など電気工事に関する基礎的なレクチャーの上、キットを使って実際に体験していただきます。電気配線の構造や電気が流れる仕組み、100Vや200Vの違い、コンセントプレートの付け方なども色々と教えていただき参加者のみなさまも集中・・・。みなさんあまり喋りません笑

キットを用いた電気工事レクチャー

 

ストリッパーという工具を使って電気配線をコンセントに差し込みます

 

無資格の素人ではコンセントの電気工事はできないため、プレートの取り外しと取り付けを体験していただきました。

コンセントプレートを取り外している様子

 

古い照明器具も電気工事士の手でおしゃれな照明に!

今回は5名のみなさまに参加いただき、大変満足いただきました!中には電気工事士の資格試験を受けるぞ!とすでに受験申込をされた方も。DIYやセルフリノベーションが好きな方、空き家をリノベーションしたい方はぜひ第二種電気工事士の資格を取ってみましょう!

シェアハウスは絶賛入居者募集中です!詳しくはこちら

 

主催:株式会社エンジョイワークス、紀の川市

協力:ポリテクセンター和歌山*(独立行政法人高齢・障害・求職者用支援機構 和歌山支部 和歌山職業能力開発センター)、由良町