エンジョイワークス紀の川支店のナガタです。

2023年6月から取り組んでいる旧旅館「三笠館」の再生プロジェクトが約1年かかって完了し、先日6月3日にグランドオープンを迎えました!今回は完成した施設についてご紹介させていただきます。

大正6年創業の高級割烹旅館「三笠館」

建物の減築とリノベーションの掛け算で生まれた「MIKASAKAN」

1,300年の歴史のある粉河寺の門前町であり、和歌山県下2番目に栄えた「粉河とんまか通り」。その粉河寺のすぐふもとの川沿いに位置する元旅館「三笠館」は大正時代に創業し、とても繁盛していました。しかし、約15年前に閉業し、空き家になっていましたが地域活性化拠点として新たに生まれ変わりました。

元々4棟あった建物のうち、建物の傷みが大きい真ん中2棟を”減築”し、紀州材を使ったウッドデッキに。カフェのテラス利用やマルシェなどのイベントができます。観光客だけではなく、宴会などで地域の方々にも愛されてきた三笠館を再生し、「MIKASAKAN」としてリニューアルしました。

 

約70名が参加!「MIKASKAN」グランドオープンセレモニーの開催

ちょうどプロジェクトの始まりから1年が経った先日6月3日に、三笠館のグランドオープンセレモニーが開催されました。晴天に恵まれ、紀の川市長を始め、さまざまな地域関係者の方々に加え、融資で支援いただいているきのくに信用金庫さんにもお越しいただき、地域のみなさまへのお披露目の機会となりました。

グランドオープンセレモニーの模様

また、セレモニーの最後には和歌山県内で初めてとなる「地域再生推進法人」に紀の川市よりエンジョイワークスが指定を受けました。(詳しくはニュース記事をご覧ください)これによりエンジョイワークスは公的団体としての位置付けが与えられる他、さまざまな地域活性の取り組みにチャレンジしやすくなります。和歌山県で2番目に栄えた商店街である「粉河とんまか通り」でエリアリノベーションに取り組むにあたっての準備が整ってきました。

オープニングセレモニーで岸本市長(右)とエンジョイワークス代表・福田

MIKASAKANの各サービスのご紹介

カフェ、宿泊、サウナの機能を兼ね備えた複合施設「MIKASAKAN」についてご紹介させていただきます。関西空港から車で約40分、大阪市内へも1時間以内の立地のため、ぜひ遊びに来てくださいっ!

カフェは”フルーツ王国”と呼ばれる紀の川市のフルーツをふんだんに使ったスイーツを開発と仕込みを行い、提供します。メニューを地域の方々や投資家の方々と一緒に開発し、関わっていただけるような取り組みを行う予定です。(月曜日定休・営業時間11〜17時)

MIKASKANカフェ内観・紀州材を活かし、川への眺めが最高です!
看板メニューの「ヌガーグラッセ」生クリームの濃厚さとフルーツの相性が最高です!

 

 

宿泊施設は大正レトロな風合いを残しつつ、ベッドを入れた洋風スタイルにしています。宿泊部屋は4部屋、最大15名収容可能で共有のキッチンラウンジもあるため、簡単な調理やキッチンを囲ってお酒を飲むこともできます。

 

MIKSAKAN HOTEL 料金表

 

宿泊予約はこちら:Airbnb

サウナはかつて日本酒やお酢、化粧水などを豊富な地下水から製造しており、水がきれいな粉河の水を使った水風呂となっています。現在では酒蔵もなくなってしまい少しでも粉河の地域資源を体験でき、若者層を呼び込むことが狙いです。

元大浴場をそのまま生かしたプライベートサウナ
サウナ室は同時に6名収容可能
ここは足湯?ではなく休憩室です!

1日4コマの2時間制貸切型プライベートサウナとなっており、最大8名まで収容可能です。料金が平日税抜14,000円、土日祝は税抜16,000円となっており、水着着用の男女混浴スタイルとなっています。宿泊者の方は19時以降に1名あたり2,500円で利用可能です。

予約フォームはこちら→ https://mikasakan-sauna.square.site/(営業時間9時〜19時)

 

最後に、ぜひMIKASAKANのSNSフォローと応援のほどお願い致しますっ!

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MIKASAKAN運営チーム(左から小川、三宅、永田)