こんにちは!エンジョイワークスオオサカ、和歌山エリア担当の和田です。

近年、全国各地で少子化に伴う廃校活用が注目されています。奈良県吉野郡下市町の「KITO」は、地域資源である林業と観光を融合した成功事例として知られています。今回は、この施設の視察を通じて、紀の川での地域活性化のヒントを探ってきました!

そもそも「KITO」ってどんな施設?

「KITO」は、廃校となった旧下市南小学校をリノベーションし、2024年7月に開業した体験型複合施設です。
「KITO」は、「もうひと手間を、あそぶ」をコンセプトに地域の豊かな自然や特産品を活かしたさまざまな体験を提供しています。施設内には、ショップ、カフェレストラン、キッズスペース、マルシェなどが設けられ、訪れる人々が地域の魅力を直接感じられる場となっており、地域の人口や移住者増加につながるような賑わいの場所を目指している施設です。

KITOについてはこちら
公式HP

※公式HPより引用
 

 

行ってみた感想

施設内は、木材をふんだんに使い、温かみを感じる空間が広がっていました!地元の吉野杉を使用しており、地域の産品や産業を感じられるレイアウトでした。また、KITOが地元の人と共同開発したビールやアロマ、加工食品なども販売されており、地域の産業を支えている良い事例を沢山知ることができました。
イベントスペースとしても活用されており、地元のマーケットやワークショップで賑わっております。地域の人々が集う場としての役割を果たしている点が特に印象的でした。

店内のショップの様子

廃校利用の可能性

紀の川市でも統廃合による廃校が出てきます。粉河でも中学校の移転により旧学校が廃校となっていました。現在は、まだ運動場や児童館として使われていますが、さらに地元の人が集まれるようなコミュニティ施設や、農家の産品が集まる施設に活用できたらと妄想が膨らみました!

粉河は公園がなく、子供たちが遊べる場も少ないため、そういった使い方をして、余白を生み出していくことでまちづくりに関わる人を増やしていきたいと思います。

レストランと醸造所の様子

まとめ

廃校再生は可能性に溢れている!公園からオフィス、商業施設、図書館や公民がまじりあい、地元や観光客がまじりあうそんな面白い可能性が感じました!

クラフトビールはとっても美味しそうで、仕事を忘れて飲んじゃいそうになりました(笑)
次回は絶対・・・

引き続き和歌山周辺エリアのまちづくりを勉強していきます!

以上和歌山エリア担当 和田からでした!